背幅とは
背幅(背厚・束幅)は、無線綴じの本の背表紙の厚さです。ページ数と本文用紙の厚さで決まるので、表紙のデータは「表1 + 背 + 表4」を背幅の分だけ広げて作ります。
印刷所ごとの背幅の出し方
- トム出版: 背幅=本文頁数÷2×紙の厚み+0.4ミリ(上質70kgの厚み 0.1±0.005mm) など(本文用紙 18 種類)
- ポプルス: 本全体のページ数÷16.5(白上質90k・淡クリーム90k) など(本文用紙 5 種類)
- 日光企画: 表紙込ページ数 × 本文用紙の厚み = 背幅(厚み 0.050mm)。「本文用紙ごとに背幅計算したもの」の表の値 など(本文用紙 7 種類)
- しまや出版: 背幅一覧表(本文のみのページ数。総ページ数から表紙の4Pを差し引いたページ数で見る)の値 など(本文用紙 15 種類)
ページ数の数え方(本文だけか、表紙の4ページを含めるか)は印刷所によって違います。このツールの入力は「表紙を除く本文のページ数」で、表紙込みで数える印刷所では自動で4ページを足して計算します。
無線綴じと中綴じ
無線綴じは、本文の背を糊で固めて表紙でくるむ製本で、背幅が必要です。中綴じは、紙を重ねて二つ折りにし、真ん中を針金で留める製本で、背幅はありません(表紙は仕上がり幅の2倍 + 塗り足しで作ります)。
ページ数が4の倍数になる理由
中綴じは1枚の紙を二つ折りにして表裏に印刷するので、1枚で4ページになります。そのため本全体のページ数(表紙を含む)が4の倍数になります。無線綴じは2ページ(1枚)単位の印刷所が多いですが、刻みは印刷所・セットによって違います。
表紙サイズの出し方
B5(182 × 257mm)・背幅 4.5mm・塗り足し 3mm なら、幅 = 182 × 2 + 4.5 + 3 × 2 = 374.5mm、高さ = 257 + 3 × 2 = 263mm です。右綴じは外側から見て左から「表1・背・表4」、左綴じは「表4・背・表1」の順に並べます。
よくある質問
トム出版・ポプルス・日光企画・しまや出版以外の印刷所でも使えますか?
「紙厚を入れる」を選ぶと、本文用紙の1枚(2ページ)あたりの紙厚・端数処理・塗り足しを入れて計算できます。紙厚と、表紙の厚みを足すかどうかは、印刷所の入稿案内で確かめてください。
背幅表にないページ数は?
背幅表の行と行の間を補う計算はしません。前後の表にあるページ数を出すので、印刷所の入稿案内で確かめてください。
入力した内容は送られますか?
送られません。改善のため、選んだ印刷所・用紙・製本方式・判型の種類、ページ数の大まかな区分(例: 33〜48ページ)、計算できなかった理由だけを記録しています。ページ数・紙厚・寸法の値そのものは記録しません。